大雨の後って魚釣れるの?

 

雨ばっかりで嫌ですね。

雨でも釣りに行く人もいると思いますが、僕は夏場は暑すぎてゴアテックスのレインコートを着ていても蒸れて嫌になります。

 

程よい雨なら少し濁ることによって魚の警戒心が解けたり、餌になる虫や魚が流れてくるので良い傾向になると言う人が多いですね。

僕としては人が減るので狙い目という感じですが。

 

じゃ、カフェオレのような激濁りで釣れるのかって話です。

 

まあ、そんな時に水辺に近づくなって話なんですが。

 

 雨が降れば釣れるという人もいますが、僕の経験上、濁りが強くなれば大抵の魚は釣れなくなります。

そんな時でも淡水の釣りのターゲットとして成立するものがあります。

 

・ウナギ

テナガエビ

ナマズ

 

この3つの釣りなら冬以外いけます。

 

ウナギは匂いで餌を探すことが多いので、濁っていても問題なくいけます。

ウナギの餌として有名なドバミミズも匂いで寄せることができます。鮎を餌に使う人もいるみたいですが、これも鮎の匂いで寄せているんだとか。僕は使ったことありませんが・・・高いし。

一見ウナギの口は軟らかそうですが、甲殻類も食べるのでエビやカニを餌にしても釣れます。剥き身にすれば貝類でもいけます。

ゴカイとかも試したことがありますが、やはり匂いという点においてミミズに勝るものはありません。

ドバミミズが良いですが、シマミミズでも十分に釣れます。自分で探せばタダです。

釣具屋でドバミミズを買うと高いですが、落ち葉が溜まっている腐葉土の下などを探せば簡単に見つけることができます。雨の日なんかには地面に這い出ていることもあるので釣りに行かず餌を採取する日にするってのもありですね。

釣り場は汽水域から清流域まで範囲は広いです。

淡水域で釣ったウナギの方が美味しそうですが、生息数は汽水域の方が多いような・・・

そもそも干満差が激しい有明海流入する河川なら雨なんて関係なしに濁っているので普通に釣れます。

ただ大雨後の一級河川は危険なので近寄らないことをオススメします。

そういう時は流れが少ないところを選んで、石が積んであるようなポイントであればウナギが隠れていることが多いので目の前に餌を垂らしてあげれば釣れます。

 

次にテナガエビです。

テナガエビも視覚で餌を探すというより嗅覚で餌を探すことが多いです。

エビを飼育したことがある人は分かると思いますが、水槽にミミズを入れると匂いを察知してソワソワします。そのため、雨降り後に川が濁っていても釣れます。

テナガエビに関してはウナギ狙っていたらエサ取り役です。

流れが緩いところで頻繁にミミズやゴカイが取られることが多ければテナガエビの可能性大です。ウナギ釣りをしている時に暇なことが多いので、一緒に狙うのもありです。

勿論、ウナギはエビも食べるのでそのままテナガエビを餌にすることもできます。でもやっぱりウナギにはミミズの方が強いですけど・・・

夏の夜は特に石周りをライトで照らすとエビの目が光ります。エビ用の網があれば竿なんて出さずに掬うことも可能です。素手で捕まえることも可能です。

ウナギもテナガエビも美味しいので夏の釣りとしては良いですね。

 

最後にナマズです。

この魚は匂いではなく、波動とか音に反応することが多いので雨上がりの濁りでも関係なく釣れます。むしろ、濁っていた方が本命としては狙い易いです。

ナマズルアーとしてノイジーとかがよく使われるのは波動で寄せているためですね。

ナマズなら水面でバチャバチャやってたら何でも食ってくるので、空き缶やらペットボトルをルアーにしても釣れるみたいです。(僕はしたことありません。)

「餌釣りなんてやんねーよ」って方には良いターゲットなると思います。

 

雨上がり後の濁りがとれない釣りとして僕が選ぶのはこの3つです。

海釣りもするのですが、土砂降りの後は川程濁りませんが、塩分濃度が落ちるためか、やはり釣果は落ちる感じがします。

キスとかシーバスを狙ったことがあるのですが、あまり良い思い出がありません。

ウナギと同じ考えでいけばアナゴくらいなら簡単に釣れるかもしれません。

雨の日や風が強いも無理して釣りに行ったことがあるのですが、だいたいそんな日は釣れません。

無理して行って良い思いした人なんてごく僅かだと思います。

 

増水して冠水することによって川と川が繋がることがるので、そのせいで今までいなかった魚が生息域を広げることがあります。

ずっと問題視されているブラックバスブルーギルは人が生体を移動させなくてもこのような時に生息域を広げている可能性大です。

魚を移動させていなくても、増えたらまた誰かが放流したと叩かれるのはバス釣りをしている人達ですよね・・・

肩身が狭い釣りとなり残念です。

 

たまには雨の日や雨上がり後くらいは安全に家に引きこもってリールのオーバーホールしたり、ルアーの整理なんかした方が良いと僕は思います。

ベッドでゴロゴロしながらネットで情報収集するのもありですね。

そんなことしてたらまた釣りに行きたくなるのが釣り人の性なんでしょうけど。